東日本大震災からちょうど１２年になりました。

その日は今日のような穏やかな日ではなく
年度末の少し肌寒い日だった記憶があります。

発生時刻には車を運転中で地震に気が付きませんでした。
会社に戻って揺れの大きさを聞き
テレビやラジオで刻々と伝わる被害の大きさに驚くと共に
『このような事があっていいものか』と思ったのが
つい先日のように思い起こします。

発生日が確か金曜日でその週末に
新築住宅をお借りして内覧会を行ったのですが
『こんな事している場合か』という思いが強く出てしまい
全く集中できませんでした。

翌年の秋に被災地を訪れる機会があり
住宅街に残された基礎や壊れた建物を目の当たりにして
あまりにも広範囲に被災が及んでいた事。

ごく普通の家庭がそこにあったはずなのに
一瞬のうちに人も家も無くなってしまった事を想像すると
カメラで撮影する事も躊躇してしまうほどの状況でした。

普段、生活をしている中で
思うようにいかない事でイライラしたり
不平や不満を溜め込んでみたり
一人であれこれ悩んでみたり

被災された方の苦労や大変さに比べると
そんなものは大した事ではない。
ちっぽけな事。

日々健康で元気一杯仕事をさせて頂いている事が
いかに幸せであるか
３月１１日はそれに改めて感謝しなきゃいけない日じゃないかと　　
思っているところです。　

では今日も張り切って行きましょうね。