2016.10.12
繰り上げ返済
やっと秋らしくなり
食べ物が特においしく感じる季節になりました
さんま、栗もそうですか
何でもおいしい気がしますね
何でもおいしく感じるという事は
とりあえず 健康の証 であると解釈し
持病の頸椎ヘルニアによる手足のしびれを
気持ちで吹き飛ばそうと思っています(笑)
バソコン等で同じ姿勢を続けていると
ダメですね
さて、今日は住宅ローンの繰り上げ返済についてお話します
長期の住宅ローンに含まれる利息はかなりの金額になります
仮に2000万を年利1.2% 35年間固定で借り入れをすると
約450万の利息がついてきます
返済の途中で借入残高の一部を繰上返済するには
出来る限り早い時期にしたほうが
利息減らしに効果的です
住宅ローンを利用される方の多くは、
融資を受ける前の段階から、
「繰上返済の手数料」
「繰上返済の金額単位」は
気になるところですから
必ず確認をしますし、私も一緒に確認します
住宅ローンの平均返済年数は
約20年ですから
実際に多くの方が繰り上げ返済を行っているのですが
注意しなければらないのは
「100万円貯まったらすぐに100万円を繰上返済」
というように
貯蓄額全部を返済原資にあててしまうという事
とにかく早く返す事が先決といって
繰り上げ返済の為に
健全家計を崩しては先々に支障が出てきます
生活資金や子どもの教育資金など、
あらかじめ見込まれる出費と
場合によっては予期せぬ突発的な出費に備える為
しっかりに貯蓄をしておく必要があります
早く返済してしまいたい という思いも大切ですが
別の見方をすれば
住宅ローン契約と同時に
団体生命保険に加入している訳ですから
もしも万が一の事が起こった場合は
残債の金額に関係なく保証してくれる
また、期間短縮型の繰上返済時には、
返済期間が10年未満になると
住宅ローン控除を受けられなくなる事や、
将来に借換えが必要となった時に
対処できなくなる恐れもあります
『じゃあどうすればいいんだ』
という事になりますが
将来想定できる範囲内の出費分は
貯蓄として絶対残しておき、
残った分を住宅ローンの繰上返済に回す
といった方法が望ましいと思います
住宅ローンを組む前に
このような家計の仕組みを作っておけば
安心した将来設計ができるはずです
マイホームを手に入れる事が目的でなく
大切なのはマイホームで住み始めてからの生活
ご不明な点や
わからない事があれば
どしどし聞いてください
精一杯のアドバイスをいたしますね