2017.04.13
素材を生かす
春を実感できる暖かさが
非常に恋しい今日この頃です
今朝、建材屋さんが持ってきたパンフレットの中に
木材加工時に発生する木の端材、
正確には東濃檜を細かい粉にした壁材の紹介がありました
身体にやさしい壁材といえば
自然素材を主成分とした珪藻土や漆喰が代表格ですが
木を原料とした塗り壁はよく知らなかったので
大変興味深く思っています
調湿、消臭、不燃性能も優れているということで
一度実物をしっかりと確認しようと思っています
調湿作用、消臭作用は
住まいの心地よさに比例します
昨今の高気密、高断熱住宅が増えた中
先人は風通しの良い家を好んで建ててきました
風通しのいい家とは
窓が直線に対面していること
必要な時は常に開けていられること
風向きを考慮した配置をすること
あとは形や大きさですね
こういった自然の風を取り入れる工夫をすることにより
素材をもっと生かせますし
もっと心地よい空間が生まれる
10人10色の家造りだからこそ
できる技ですね