2016.03.30
ウッドデッキは縁側の役目
岐阜市黒野で大正15年に産声を上げ
家づくりと街づくりに情熱を傾け続けている
久世工業の代表 久世隆浩です
少し前までの日本家屋には、
縁側のある家もたくさんありました
縁側では、ポカポカした陽気の中
ちょっとしたお客様があるとお茶を飲んだり
おばあちゃんが手仕事をしながら外で遊ぶ孫の様子を見守ったり、
はたまた、夏にはその子供たちがちょこんと座って、
スイカをかじったりジュースを飲んだり
それが私の持つ 縁側 のイメージ です
最近は、縁側を造る家が少なくなってしまいましたが
一昨日からT様邸ではウッドデッキを造作し
出来映えをじっと見ていると
縁側が思い浮かんできました
家づくり(建物)を優先するあまり
つい外構工事は二の次になってしまいがちですが
建物配置、駐車場位置等を計画する
『敷地丸ごと設計』 した段階で
建てた後の生活をイメージしながら
日常に彩りを与えてくれるウッドデッキはいいもんですね
新築時にはできなくても
しばらく時を経てから
家族の成長や変化に合わせて、
庭と半外空間をご家族の生活スタイルに合わせた形にするというのも
家づくりの楽しいところです