2014.08.22
緊急の依頼
今日も変な天気になっています。
昨晩の突発的な豪雨と強風で
お客様の屋根瓦が捲れてしまう被害が出ました。
瞬間的に巻き上げたのではないかと思いますが
場合によってはもっとひどい状況になっていたかも知れません。
以前もこのブログでお話しましたが
阪神淡路大震災以前は
瓦を伏せる時には泥葺工法といって
泥の上に瓦を載せて定着させる工法が一般的でしたが
現在は泥を載せるのではなく
屋根の野地板にルーフィングと呼ばれる防水シートを張り、
その上に瓦留め付け用の木材を取り付けます。
その木材に瓦を引っかけて、
釘又はビスで瓦を固定する工法に変わっています。
ですから20年以上経過した屋根瓦は
築年数が増すほど『ずれ』が起こりやすいともいえるんです。
昨晩ご連絡頂き
奥様とお話してますと
『隣の方に教えてもらって初めて気付いたんですよ』
との事でしたので
この地域にお住まいの方は
天候が回復した後
ご自宅の周りをぐるっと見まわれる事をお勧めします。
話は戻りますが
今回の屋根被害は今日、早速対応して工事は完了してきました。
当たり前の事ですが、迅速な対応がきっちりできました。