2014.09.02
安易な判断は危険
今日は住宅ローンについて触れてみようと思います。
9月のフラット35金利の最低水準が過去最低を更新しています。
1000万円、35年の借り入れで0.01パーセントの金利差であれば
総返済額の差異は2万円程度ですが
過去最低という記事を見るだけであたかも極端に下がったような錯覚を起こします。
急激に金利が上下するなんてことは考えにくいので
今、右往左往する必要はないと思います。
住宅ローンを組む前にはまず事前審査があり
勤務先・年収・自己資金がまず最初に浮かんできますが
注意しなければならないのは『残債務』
つまり、住宅ローン以外でローンを組んでいないかという事です。
以前、来社されたお客様で
『車や子供の学習教材で約300万円の残債務があるんですが・・・』
という事を踏まえての相談でした。
勤務先と年数・年収・家族構成など詳しく聞かせて頂いた所
『希望は2500万円だが 300万の残債務があるので 差引2200万なら可能ではないか?』
という素朴な疑問をお持ちでしたが、
お客様にはまず
残債務をゼロにするようお話をしました。
それから3か月後には残債務をゼロにされ
念願のマイホーム計画が進んだ訳ですか゛
あれも欲しい、これも欲しいのではなく
マイホームが最優先 と決めたならば
将来を見据えた資金計画が絶対条件です。
家は生活の基盤でありますから
何をやるにしてもここが一番大切だと思っています。
住宅ローン商品も全国で約4,800種類ありますので
安易に判断するもは禁物です。
住宅ローン分からない事や不安があるという方はぜび私までメール下さい。