2014.09.19
坪単価
ホームページの更新をしようと
チェックしていると
不備な箇所が沢山出てきます。
ソーシャルメディアは企業にとって必要不可欠ですから
チェックする頻度を上げないと
ページ入られた方に誤解を招くことにもなりかねないのですからね
先日、HPからの問い合わせで
『建物の標準価格が載っていない』
とご指摘を受けました。
家の参考価格ともいえる坪単価ですが、
注文住宅の場合、どうしてもばらつきが出ます。
理由は「自由設計の家」だからなんです。
様々なこだわりを入れ込んだ時、
必ず価格に反映されてきます。
一般の工務店に依頼するならば、
こだわりを取り入れつつもコストダウンする方法を提案するのが当たり前ですが
コストを優先するあまり
本当に住みたい家、理想の家に
ほど遠くなってしまうのも現実に起こり得る事でもあります。
規格品で造り上げる方法だと
坪単価がわかりやすい面がありますが
一方、その規格(仕様)から外れ、多くのこだわりを取り入れると
思わぬ金額が跳ね上がることも珍しくありません。
坪単価設定は一定のルールで資材を加工し、
調達することで価格設定をしているから算出できるんですが
そのルールから外れれば、どうしても価格アップに繋がり
家造りを計画時の指標である『坪単価』とかけ離れてしまう事も起こり得るんです。
坪単価とは=本体工事費用÷工事面積
よって、
「坪単価がわかったので、希望する家のサイズを掛ければ建築費はわかる」
と思われがちですが実はここが落とし穴。
会社によっては
「本体工事費用のみ」で一見安く見せる表示をするところもあれば
「トータルデザインで、外構工事、カーテンや照明まで含んだ価格」
を坪単価とするところもあります。
以前は標準の坪単価を明示していましたが
短期間での物価の変動で本体価格が変わってしまうという事もあり
あえてホームページには載せていなかったのですが
HPのチェック頻度を増やし
近日中にはわかり易く明示したいと思います。