2014.09.23
今昔
おかげさまで弊社は来年で創業から90年目を迎えます。
曽祖父が木材を仕入れ
仲間を集めて建物を建てたり、木製の橋を作ったり、
土建のような仕事をやっていたのが始まりだと聞いています。
私の子供の頃はすでに機械化が進み
製材工場で木材を加工して
それを大工さんがノミやカンナで仕上げ
現場に搬入して建物を造り上げていくやり方をしていました。
製材工場には木材加工機械を稼働させるスタッフの方と
材料を仕上げる大工さんが働いていました。
杉や檜の丸太が何本も積み上げてあるところに乗っかると
『滑るので危ないぞ』とよく言われたものでした。
時を経て、自社で行っていた木材加工は
生産コストが莫大に掛かる為、
木材加工専門の工場に依頼するようになり
大工さんが行っていた手作業による材料の仕上げも
機械ででできるようになり、
丸太の原木から柱や梁の加工まで仕上げる時間が
大幅に短縮され
数十年前の建築コストと比較すると、随分下がりました。
建設業界のみならず
機械化が進め進むほどクオリティはそのまま、もしくはそれ以上でも
生産コストは下がってきますね。
写真は今から50年ほど前のうちの会社の事務所です。
何事もまめだった祖父が撮った1枚で
事務所の前に雪が積もった丸太が当時を物語っているようです。
90年のご愛顧に感謝して、
これからもお客様から喜びが頂ける様頑張ります。