2014.10.16
職人カタギ
職人気質
昔から伝わる言葉で『職人気質』(しょくにんかたぎ)
という言葉があります。
気難しくて口数が少なく、自分の技術に自信をもち,
安易に妥協したり,金銭のために節を曲げたりしないで,
自分が納得できる仕事だけをする人の事です。
私の若い頃は大工棟梁だったり、鳶の親方だったり
近寄りづらい雰囲気を持った人が現場にいました。
仕事中はニコリともしないので、存在が気になって仕方ありませんでしたが
みんな『職人気質』で、バリバリ仕事をしていました。
今は少なくなりましたが
ニッカズボンといって
足の腿の部分が太くなっているのを履いて作業する人が多かったので
余計そう見えたのかも知れません。
休憩時に雑談をしながら少しづつ普段の人柄を知っていった訳ですが
技術と振る舞いは大変勉強になりました。
今は『職人気質』=『孤高の人』みたいになっていますが
私は大変好きな言葉であり、大切に守ってゆきたい思いでもあるんです。
さて、明日は出張に出掛けます。
どんどん新しいものを目いっぱい吸収して
パワーアップする予定です。