2015.10.21
断熱性能
断熱性能
これから秋が深まり、寒くなってくると
断熱についての質問が寄せられるようになります
夏は外がいくら暑くとも
家の中が『何もしなくても涼しくて・・・』なんてことはまずありません
建物の仕様、仕上げ材で外気が伝わりにくくすると
室内温度の上昇を抑える事はできます
夏場と違い、冬になれば
『暖かい家』が快適です
寒い、寒い日に外から帰った後
家中が暖かいとうれしくなりますよね
建物で室内温度に大きく影響する箇所は
壁材、断熱材、窓です
とくに断熱材に関しては
種類も多く、判断が難しい所です
大きく分けると繊維系と
現場で吹き付ける発泡プラスチック系でしょうか。
この中でも種類が豊富にありますが
選ぶポイントは岐阜の地域にあったもの
つまり寒冷地ほどは必要ないが
断熱性能が高く、費用もそれほど高くないものがいい
どんな断熱材であろうと気をつけなければならないのは
断熱材そのものの素材だけでは、
性能の良し悪しを決めつけられないという事
決められた施工方法に則ってキチッと工事を行えば、
必ず断熱効果を得ることができます
それは当然素材によって施工し易さ、
素材の優劣はあります(極端な違いはわかりづらい)
断熱材によっては魔法瓶のように完全に密封すると
結露などを引き起こす場合があるので
防湿気密層、通気層などが必要になってくる
しかし、断熱材のみで
室内が快適な温度を保てる訳ではなく
熱伝導率が高いサッシ部分も大きく影響してきますから
断熱を高い優先順位にするならば
こちらも一緒に検討するのが望ましいです
来月の21日・22日に予定している現場見学会は
こういった部分にこだわった
国の省エネ対策等級4の木造住宅です
断熱を優先順位の上位に考えてみえる方は
家の仕様が丸わかりですので
家造りに際し、きっと役立つのではないでしょうか。
今日も暑かったですが
10月も残すところあと10日になりました
明後日のセミナー思った以上に反響があり
感謝しています
気を付けてお越しくださいませ