2015.11.03
寒い時期には多い質問 その?
この時期には多い質問その?
家の断熱性能について
夏は涼しく、冬は暖かい家は誰もが快適と感じます
では快適な空間にするにはどうすればいいのか?
過去に開催した現場見学会では
夏場の暑い時よりも、
冬場になると断熱についての質問が多くなります
外断熱と内断熱は
イラストのように
断熱材の位置が柱の外側か内側かの違いになります
わかりやすく説明しますと
内断熱に比べコストは高くなりますが
断熱性能が高いと言われるのが 外断熱 です
どちらもメリットとデメリットはありますから
どちらかを強力に勧めるということはしていません
ただ、私が思うには
岐阜のこのあたりは寒冷地では無いので
内断熱仕様でも十分ではないかと考えています
あとは断熱材の性能ですね
断熱材は、床下や基礎部分、
外壁、屋根または屋根の代わりに天井部分など、
基本的に室内と外気を隔てたい位置に設置します
そうすることで、外気温が部屋の中に入りにくくする
これが断熱材の働きなのです。
例えば、冬にエアコンで暖房をかけた時
このエアコンの暖気が部屋の中に広がる速さと
屋外から室内に伝わって入ってくる冷気とで
どちらが早いかで部屋の暖まり具合が変わってきます
「いくら暖房をかけても部屋が暖まらない」
という場合は、エアコンの暖房能力以上に
外気温の侵入が早いことを意味します。
内断熱仕様でも
フラット35の金利優遇を受けられる
断熱等性能等級4にすれば
費用対効果を得る事ができます
断熱材が普及し始めたのは
今から約40年ほど前で
それ以前は湿気対策としての泥壁を用いる木造住宅が主流でした
しかし今では断熱材ばかりでなく
窓の性能も上がり
断熱性能は随分高くなりました
少しコストアップになりますが
それ以上にメリットが受けられる
『断熱等性能等級4』は推奨しています
今度の見学会会場は
それをしっかり見る事ができますので
ぜひご来場ください