2017.01.25
春が待ち遠しく感じます
毎朝の冷え込みが厳しい中
朝6時半を過ぎるとうっすらと明るくなってきたので
春の胎動を感じるようになりました
近所のスタンドでアルバイトをしている
和歌山出身の学生が
『和歌山はこんなに寒くない』と言っていましたが
向こうは南国ですからね
このあたりが寒いのは
通称『伊吹おろし』の影響なんでしょう
和歌山が羨ましい(笑)
さて、昨日は建具と壁の間から寒風が入る ということで
OBのお客様宅へ行ってきました
冬場は暖房器具で室内を暖めますが
廊下部分は暖めません
冬場は引戸やドアなどによって仕切られた2つの空間に
極端な温度差や湿度差が発生しする事により
建具の反りが発生しやすくなります
なぜならば
木質系建具に使用されている木質材料(パーティクルボード、MDFなど)は、
空気中の水分を吸収・放出して
伸縮する特性からこういった自然現象が起きてしまうんですが
ではどうしたら良いのか
過去にこういった事で
OBのお客様からご相談を受けた事があり
その時は建具を裏表にして取り付け
反りを戻すという処置をしましたが
建具の位置や種類によってはできないケースもある
『木の持つ特性だから仕方が無い』
といってしまえばそれまでですが
私達はプロである以上
お客様の不便を最小限に抑えるよう
対策を考えるのも当然の務め。
家の中というのは快適な空間でなければならない
快適さの保つ重要な要素は室内の温度ですし
末永く快適に過ごして頂きたいと思うのが
私達の思いでもあります
体感温度には個人差があるとはいえ
年々このあたりが寒くなっているように感じる
今日この頃です