2016.03.28
玄関収納は使い勝手が色々
岐阜市黒野で大正15年に産声を上げ
家づくりと街づくりに情熱を傾け続けている
久世工業の代表 久世隆浩です
うちの家では下駄箱が小さく
尚且つ靴のスプレーや工具などが所狭しと入っており
22年前に家を建てた時には
『収納は充分にある』はずだったのが
今では狭すぎるほどになっている事もあり
少し、玄関収納について語りたいと思います
ここ7~8年ほど前から
シューズや屋外で使う物をスッキリ収納させたいという要望から
玄関収納を設ける家が増えました
玄関は家の顔とも言える場所なので、
いつもスッキリしていたい
しかし、シューズをはじめ、雨具、子供のおもちゃ
車の用品、庭で使う用具、はたまたゴルフバッグ等
収納したい物が多くて
玄関脇に出しっ放しになっているケースが多いのが現状です
シューズに至っては子供が小さい時は収まりますが
成長と共に下駄箱に入りきれず
種類も多種ですから、
パンプス、通勤靴、サンダル、ミュール、
ショートブーツ、ロングブーツ、スポーツシューズなど、
1人で何足も持つようになってきます
最近では小学生の女の子さえ、
冬にはブーツを履く時代ですから
当然従来の下駄箱には入りきりません
確実に言えることは、
男性に比べて女性の方が靴の数が多いということです
同じ4人家族でも、お子さんが男の子2人の4人家族と
女の子2人の4人家族とでは
靴の量は圧倒的に女の子2人の家族の方が多いはずです
実際うちもそうです
ですから今は問題ないにしろ
先を見越して収納量を想定する事も重要だと思います
ブーツなどは夏季は家の中にに収納しておき、
シーズンになると玄関に出し、
冬の間は出しっ放しになってしまう方が多いのではないでしょうか
私達が育った時代と違い
衣装や靴は所有する数が増えています
ですから余計に収納するスペースが必要になってくる
ブーツを出しっ放しにして置くのは見た目も良くないし
玄関が手狭になるので、
できればすっきり玄関収納に収めておきたいと思われるはずです
ですから限られたスペースを有効に使うには
何をどれくらいの量と広さが必要かを
事前に練っておく必要があります
ではどれくらいの大きさの収納を設置したらよいかという事ですが
玄関の大きさに合わせて、
デザインも含めて考えなくてはいけません
各家庭に合わせて
下部の部分だけ棚を付ける事も
又は壁一面に棚を付ける事も可能ですから
どれくらいの靴の量を収納するかで
他のアイテムの収納量も変わってきます
目安として男性なら6~8足、
女性ならばその倍は必要として
計算するといいのではないでしょうか
『将来の事はわからないからとにかく広めに』
と思いがちですが
用途が変わっても使えるような
スペースの有効活用を提案しています