2014.10.07
早いほうがいいか?もう少し待った方がいいか?
早い方がいいか?もう少し待った方がいか?
資金計画をする時に
まず気になるのは毎月の返済額。
『家賃並みの返済額』
が1つの指標になると思いますが
今後あり得る金利で試算すると
何と376万円もの差異が生じてきます。
今は超低金利ですので3年後を予測する時
金利は上昇していると考えた方が自然です。
その上がり方ですが
極端に上昇するのでは無く
緩やかに0.5パーセント上昇を仮定してのシュミレーションしてみますと
例えば
総予算2,000万円の資金計画だと
今すぐ建てる人 3年後に建てる人
自己資金 100万円 200万円 とすれば
借入金額 1,900万円 1,800万円 で
金利 1,9% 2,4%に上昇したとする
月々返済額 61,649円 63,388円 –
総返済額(月x35年) 約2,602万円 約2,662万円 –
よって総支払額は 約2,702万円 約2,862万円 ここで160万円の差異
今すぐ建てると6か月間の家賃ですし、3年後なら3年と6か月になるので
現在お住まいの家賃を6万円と仮定すると
家賃×月数 36万円(6か月分) 252万円(40か月分)
総額 2,738万円 3,114万円 総額で376万円の差異になります。
返済はフラット35 元利平均返済 ボーナス払なしで試算。
ざっと試算した結果ですが
もし、金利がもっと上昇すれば
総額の差異は大きくなり
本来もっと有効に使えるはずの大金を
何も残らない家賃や、利息に消えてしまう という事になるんです。
一生に一度の家造りですから安易に進めて行くのも禁物ですし
上記の通り、数年後に建てるより
早ければ早い方が、賢い資金計画となります。
ご家庭の事情、予算、建築時期すべてひっくるめて
適切なアドバイスをさせて頂いています。