2015.06.03
質感を味わう床材
質感を優先するには
無垢フローリングの中でも素材によっては
固くて傷がつきにくいものがあります
ウォールナットや花梨なんかは代表的な『固い木材』ですが
傷がつきにくい反面、足が疲れやすいという特徴もあります
質感、丈夫さもあり花梨なんかは価格も高いのですが
床材にプラスチックを注入して固くするWPC(ウッド・プラスチック・コンビネーションの略)
加工された製品もあります
子供が小さくて家の中で走り回ったり、物を落としたりしても
傷が付きにくい、またメンテナンスし易いという事を考えると
こちらを選択される場合もあります
私の家造り時には
無垢の質感よりも、固くて傷が付きにくい という事を優先して
米松のWPC加工したフローリングを選びました
合板フロアーと比べると少し高かったような記憶がありますが
木の質感はほとんど無かったですね
良かった点と言えば、やはり傷が付きにくく
メンテナンスと言えば普段モップで軽くふき取るだけで
21年間色あせや、表面剥離はありません
但し、冬は非常に冷たく感じますし、無垢材(杉や檜)の温かみには到底かないません
暖かくなれば、気になりませんが
冬場になると『床が無垢だったらなあ』と思うんですよ
杉の浮き造りなんかは私のお勧め。
会社にはこれを張った見本があるので
直に感触を味わう事が出来ますので、お客様にお勧めしますが
いつも別の床材を選択されます(笑)
仕方ないですね
さて、梅雨入りが近づいていますが
6月も張り切って行きますよ