2015.10.16
あってはならない事
あってはならない事
横浜の大型マンションで、
建設前の地盤調査のデータに虚偽があり、
マンションが傾いている事がわかりました
施工側としては
『この程度のことでは建物に影響しない』
という身勝手な判断があったのではないかと思いますが
これはもう明らかな法律違反ですし
入居者に対して販売元は
購入前の状態に戻す
つまりマンションの売買契約自身を白紙に戻す位の事をしないと
入居者は絶対に収まりませんよ
こういった重大な法律違反が明るみになり
現在マンションにお住みの方は勿論のこと
戸建住宅にお住まいの方も
『うちは大丈夫かしら』と思うはずです
戸建住宅に関しては
住宅瑕疵担保履行法といって
住宅品質確保法で定められた
10年間の瑕疵担保責任の履行を確保するため、
保証金の供託もしくは保険に加入して
住宅の瑕疵(欠陥)を担保する法律が定められてます
地盤調査を行い
算出したデーターを元に
適切な地盤補強を行うのが当たり前の事でして
私達の感覚からすると
データーを偽装してまでやる必要があるのか?
いや、それ以前に法律違反うんぬんより
人道から外れる行為ですから通常考えられない
数年前に起こった耐震偽装事件の時のように
一般の方々が
真面目にしっかり仕事をしている建設業者まで
疑いの目で見られてしまうのが大変残念です
何故こうこう事件が起こったのだろうか
真相は不明ですが
本当に残念な事です